スポンサーサイト
- 2020.02.24 Monday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
手作り雑貨クチュリエさんの華手毬キットを作りました。
「日本の雅 華やぎの糸を重ねてかがる手まりの会」という、今はもうないシリーズから。
今回は「竹林に差し込む光と椿の花」というデザインです。
久しぶりの手毬の記事なので、手順を記していきます。
キットの中身はこんな感じです。
手毬の球体の白い地割り糸は最初から張ってあります。
糸は上から、
・金糸
・リリアン(薄い緑、黄緑、赤、オレンジ、濃い緑)
・緑の刺繍糸
です。
真ん中の横のライン(赤道と呼びます)から、
指示通りの同じ長さの箇所にまち針を垂直に打ちます。
リリアンはほどいて使います。
上半分がほどいたもの、下半分がそのままのリリアンです。
太さは1/3くらいになり、縮れます。
絡みやすくなるので扱いには注意です。
では、リリアンをかがってみます。
菱形の4つの頂点で、球体を浅目に一針ずつかがっていきます。
これを「ねじりかがり」と言うそうです。
指定通りにかがっていきます。
色の順番と何段かがるかは決まっているので、内側から外側へどんどん進めます。
左には色の順番を逆にしてかがります。
この2つの菱形で1セットです。
交差しているところを注意深くやると綺麗に仕上がる気がします。
裏側は見えないけれど、上のことを4回繰り返し、一周したところです。
上から見るとこんな感じです。
この白い糸が集まっているところを「北極」、反対側を「南極」と言います。
両極点にオレンジのリリアンで5段かがります。
斜めに重なるように、赤のリリアンで5段かがります。
さらにオレンジのリリアンで斜めに8段かがり、
赤のリリアンで斜めに2段かがって完成です!
竹の緑が、椿のアクセントに映えますね。
武蔵(この子)もこの華手毬が気に入ったようですよ。くんくん。
知り合いの方が教えて下さったのですが、
硬式野球のボールの外側を剥がすと、この球体が出てくるそうです。
私は野球のボールを触ったことが恐らくないので比べにくいですが、
この球体は軽い割にかなり密な感じで固いんですよ。
でもほどいたリリアンの扱いは慎重にやらねばならないので、
球体を優しく持ちながら、リリアンを重ねていきます。
穴の大きい刺繍針さえあれば、キットなので簡単にできます。
和の感じがたまらなくいいですので、華手毬は好きな手芸です。
またデザイン違うのいつか作りまーす。